はじめに

初めて来ても懐かしい宿
森の奥にひっそり佇む
静寂の湯

黒川温泉街からさらに車で五分。旅館 山河は森の奥にひっそりと佇んでいる。四季折々に表情を変えゆく風景の中で味わうのは、どこか懐かしい里山の暮らし。ふだんとは異なる日常に身を置くと、新たな自分に出会える気がする。

客室

悠久の時間を演出する
自然に包まれた和室

窓の景色を邪魔しないシンプルな客室。内風呂付きや離れなど十六室あり、多様な過ごし方を提案してくれる。窓の外は、四季の移ろいで表情を変える天然の絵画だ。若葉の芽吹き、きらめく緑、鮮やかな紅葉、深い雪の白...。そのいずれもが、日常から離れた悠久の時間の流れを演出する。

料理

阿蘇・小国郷の
豊かな食文化を
活かした日本料理

小国郷に伝えられてきた食文化。それは、地のものや旬のものを使い、ひとつひとつを手作りする「丁寧な暮らし」とも重なる。山河で堪能できるのは、この豊かな食文化を活かしつつ、阿蘇のあか牛などの食材を加えた独自の本格会席料理。一皿ごとに驚きのある季節の味わいが、異日常の世界へと誘ってくれる。

温泉

森に溶け込む
静寂の湯

山河の自慢は二つの自家源泉からなる掛け流しの湯。広い敷地に露天風呂や内風呂、桶風呂や貸切風呂といった七つの趣の異なる湯が用意されている。水音が思いの外響く静かな温泉。ゆったりとくつろげば、自分の身体ごと深い森の一部となる。

施設

《薬師の湯》が湧く
秘湯の宿

黒川温泉街から車で約5分。森のなかにひっそりと佇む宿、山河。田の原川のせせらぎが聞こえ、四季折々で表情を変える山里の風景を、どうぞゆっくりとご堪能ください。また、当旅館は「日本秘湯を守る会」会員の宿です。詳しくは、日本秘湯を守る会の公式サイトをご覧ください。

過ごす

雨の日は書
晴れた日は散策
のどかな晴耕雨読の日々

山河での過ごし方は、自然に委ねられる。その日の天気に合わせた旅とするのもまた一興。雨の日には本を読み、手紙を書く。晴れた日には温泉街を散策し、湯めぐりをするのも良いだろう。里山で繰り返されてきた、のどかな晴耕雨読の日々をここでなら手に入れられそうだ。