現地集合、現地解散。おとなの贅沢な宿飲み

春の空、春のにおいを感じる、まだ少し肌寒い2月のおわりごろ。
福岡から車で2時間、黒川温泉エリアの中でも、竹林を抜け少し離れた場所にある山河旅館(さんがりょかん)。

訪れたのは今回で2度目。女3人の前回と同じメンバーでリピートです。

女子旅…というか3ヶ月ペースの報告会??いや、宿飲みです!
働く女性が増え、オンラインで仕事ができる時代だからこそ、日々の疲れを癒せる自由な温泉宿の過ごし方を知ってもらえたらと、今回ご紹介させて頂くことになりました。
プロのライターではないので、ご容赦ください(笑)

メンバーは40代の女性3人。
住んでる場所も年齢もバラバラ。
日々仕事も家庭も忙しいけど、プライベートも充実させたい、わがままな自由人、よく言えば自称、自立した女たち…。
共通の仕事をきっかけに知り合い、いつの間にか20年近いつきあい。
『共通の価値観』と『尊敬』があるからこそ、刺激的で尊重しあえるいい距離感のとっても気楽な関係。

今は住む県も仕事もバラバラなので、いつも夕食の時間だけ決めて、現地集合、現地解散。
過去にはお風呂に集合だった時も(笑)

そんな私たちの温泉旅館に集まる目的は大きく3つ。
1-デトックス!
2-リフレッシュ!
3-情報交換!
観光ではなく、ガッツリ温泉宿での時間を満喫したいので、居心地のいい旅館が必須条件。
料理にもうるさい3人なので、そんなわがままな私たちがリピートしたくなった山河旅館。

今回も存分に満喫させて頂きましたのでその様子をご紹介します。

旅館への一番乗りは、私。
まずは暖炉の前で手作りのよもぎ餅でお出迎え。

2時間の運転の疲れが吹き飛びます。

早速お部屋にご案内頂きました。

掃除が行き届いた、気持ちがいいお部屋。

午前中の仕事を片付け、15時すぎといつもより少し早めにチェックインです。
なぜならやってみたかったことが…。

温泉宿で仕事…。
あぁなんという贅沢(笑)
仕事の質が上がりそうな気分さえしてくる。
基本は仕事を忘れてのんびりと~という方が大医とは思いますが、オンオフのスイッチを上手にできれば、温泉で気分を変えながら仕事とプライベート両方を満たせる最高の場所かも。
今後は定宿として、ソロ活で連泊利用してみたいと思います。
そんな人も利用できる、簡易のPCテーブルを貸出てくれたら嬉しいなぁ。

なんてことを思いながら、2時間くらいかな、仕事が片付いたころ、2人目の到着。

では、早速いっちゃいますか!?

ということで
1回目の入浴は内湯から。
湯加減はちょっと熱めで、好みの温度。

仕事終わり、明るいうちからの温泉なんて、あぁ〜贅沢すぎる!!!幸せすぎる!
日ごろの疲れを一気にデトックス。

「あぁ~気持ちいい」
という低音のひびきに
「もやはおっちゃんやん!」という平和なツッコミ。(笑)

からの浴衣に着替えたら、完全にオフモードです。

湯上り後は夕食までのんびり〜と思った18時ごろ、3人目の到着。
ひとり、内湯へ直行。

その間、食事処の2階にあるラウンジで、彼女の湯上りを待つことに。
面白い本がたくさんあり、コーヒーなども無料のバーに置かれているので朝の利用とかもいいかも。

18:30。今回は食事処に3人集合。
お待ちかねの夕食…飲み会?がスタート。

まだ18時半+浴衣+湯上りのビール。
「くぅ~~~。」
CMにでれそうなくらい最高の笑顔。
これ以上美味しいビールはあるのでしょうか??(笑)

この日のメニューはこんな感じです。

とっても気さくで気の利く仲居さんたちのおもてなしで、そりゃ、日本酒もすすみますとも。

居酒屋でも、レストランでも味わえない、旅館ならではのお料理と、この居心地の良さ。
3ヶ月ぶりの女子トークは止まりません。
これもデトックス&リフレッシュの醍醐味です。

写真だって撮っちゃいますとも。

大人の宿だよね〜と思っていたら隣のグループは若い男の子3人。
なんという渋い選択。
すでに宿飲みが流行ってる??

話は仕事のことから、親のこと、将来のこと、更年期のこと…など20代のときからの付き合いですが
年代ごとに話しのテーマ変わるものの、年少者の私には、先人の言葉がしみるしみる(笑)
そしてあっという間にデザートの時間。

でもでも、宿飲みの一番の喜びは、帰らなくていいこと!!

2度目の温泉を楽しむ前に、ちょっと酔い覚ましに。

本当なら殿方と見たい…いや、この表現古すぎ??とか女3人で爆笑しながら
澄んだ空気と川のせせらぎ、優しいあかりに癒されました。

(湯あかり(期間限定)のメインの橋までバスで送迎してくれます。)

山河に戻ると、周りにはあかりがないため、iPhoneでも撮れるくらいキレイな星空。

冷え切った体を温めるべく、22時ごろ2度目の温泉は3人で。

貸切風呂でも話は尽きません。
化粧も疲れもサッパリ落とし、いよいよ布団もひかれた部屋で2次会のスタートです。

スッピンで、浴衣で、あとは寝るだけ!そんな状態で飲めるなんて、まさに女子旅、宿飲みの醍醐味!
最高のリフレッシュでしょ!

おなかいっぱいなので、おつまみはトークだけ。日本酒や焼酎、自然はワインを揃える中から今日はちょっと贅沢にこちらのワインをセレクト。
アルコールなど、お部屋への持ち込みはOK!ワイングラスなども貸してくれるそうですよ。

0時をまわると、誰からともなく自然に歯磨きを始めたりと寝る準備が始まる。
勝手に寝ちゃっても、宿だからOK。

日々仕事もプライベートもフルパワーな3人は、ふとんに入った途端、秒で爆睡。

さあ、目覚めのいい温泉旅館の朝です!
8時の朝食に合わせ、各自それぞれ起床し、いざ朝風呂へ。

朝の温泉って本当に最高。いい一日が始まる予感しかしません。

朝日と、澄んだ山の空気の中、歩いてお風呂にいくのも、山河温泉の魅力のひとつ。

気持ちよく体が目覚めたところで、旅館といえば贅沢な朝ごはん。

普段なら絶対食べられない量なのに、不思議と食べられちゃう温泉旅館の朝食。

そして最後まで欲張りな私たちは、4度目となる最後の貸切温泉へ。

しっかりデトックスし、リフレッシュし、パワーチャージできました!!

仕事に向かうためメイクという仮面をつけて、日常へ戻るスイッチを入れます。
各自、車に乗り込み、またね~!と朝10時すぎ駐車場にて解散!

若女将も同世代だからなのか、敷居が高くなくて、仲居さん達も過剰ではない、程よい距離感の対応。
かしこまった丁寧な言葉のサービスもいいのですが、日々仕事で疲れた私たちには、このくらいの、ちょっと親近感がある接客がここちよかったです。

定宿を持つって大人な感じでちょっとカッコいいかも。
そんなリピ確定の黒川温泉、山河旅館でのひとときでした。