若女将の日記

2020年2月18日

塩化物泉でウイルス予防!?

昨日からの雪は心配したほどでもなく、一時10cmくらいは積もりましたが昼には溶けて屋根や葉っぱにうっすら残る程度でした。

それでも久々の雪景色はお客様の目を楽しませたようです。

さて、本日は温泉家の北出恭子さんを講師に迎え、黒川温泉の従業員向けに『湯めぐりコンシェルジュ講座』が開催されました。

当館からも2名参加しましたのできっと湯めぐりの魅力をお客様にしっかり伝えられるようになったことでしょう!(←とプレッシャーをかけておく。)

山河の露天風呂のお湯はナトリウム塩化物炭酸水素塩硫酸塩泉で、「塩化物泉」「硫酸塩泉」「炭酸水素塩泉」という3つの特徴を持つ泉質なのですが、中でも「塩化物泉」は塩分による高い殺菌効果が、切り傷ややけどへの効能に繋がることから『傷の湯』とも呼ばれています。

また塩分が肌をコーティングするため汗の蒸発を防ぎ体をあたたかく保つ『保温・保湿』の泉質でもあります。

北出さんのお話だと、呼吸器にも良いのだとか。

コロナウイルスで世間は大騒ぎですが、塩化物泉に入って蒸気を吸い込んだり、うがいをすると喉が潤い、ウイルスの予防にもなりそうです ^^