黒川温泉から車で10分程の吉原地区に、山間地を切り拓いてつくった農家民宿・キャンプ場『吉原ごんべえ村』があります。

こちらのご主人（通称ごんべえさん）と奥さまの法子さんが、農薬や除草剤を一切使わず、”人の手”だけで大切に育てた「ごんべえ米」。

刈り取った後も掛け干しをして、じっくりと自然乾燥させたこだわりのお米を「かまど」で炊いて、「おむすび」にして食べる、おいしい体験のご案内です。

まずはかまどの火起こしから。ごんべえさんに教えていただきながら薪を割り、火にくべていきます。

しばらくするとお釜から湯気が立ちのぼり、「おいしくな～れ～」と祈った後はお米が炊けるまでの間、ごんべえ村で飼われているポニーを引いて裏山のお散歩へ。

ごんべえ米の田んぼの風景を見ながら、ポニーの寄り道に合わせてゆっくりゆっくり。

ひと汗かいて帰ったら、ちょうどお米も蒸らし終わっていました。

今度は法子さんとお話しながら、おむすびを握っていきます。（同じお米なのに法子さんが握るとおいしそうなのはなぜだろう。）

法子さん手作りのおかずも加えてできあがり！

お野菜もここで採れたものばかり。お浸しも豆腐もおからサラダもきんぴらもお煮しめも漬物も、味噌汁のお味噌だって甘酒の麹だってぜーーんぶ手作りです。

味はと言うと、もちろん最高。

カラダがよろこんでいるのを感じます。

ふんわり握ったおむすびは一粒一粒のお米がほんのり甘く、お茶碗2杯分はあろうかという量でしたがぺろりと平らげてしまいました。